こんにちは。ゴーストです。
今日は彗星について書きたいと思います。
と、そのまえに
僕は普段、こうやって文章を書いたり、ローソクさんのお手伝いで写真を撮ったり撮られたり、そういった小さな創作を細々とやっています。それらが好きです。作ることに関する秀でた能力があるわけではありません。でも、続いているのだからよいのです。
溶けて凍って
何かを作ることは、彗星の活動のようだと思ったことがあります。
彗星は、太陽の周りをまわっています。太陽からグンと離れることもあれば、グッと近づくこともあります。何回もまわっているものもあれば、やがて離れるものもあります。
彗星は氷と塵でできています。太陽に近づいたとき、溶けだした彗星から発生したガスや塵が、太陽からの風と圧を受けてしっぽのようになります。星がたくさん散らばる空の中にあっても、しっぽの星はすぐ見つけることができます。
彗星を、僕に置き換えてみたら、どうなるでしょう。身の回りのあらゆるものの中の何かに反応して、冷凍保存してあった僕の何かが溶け出すのです。そうしてそれがぼんやりと光って、誰かに見つかったり、観察されたりします。つまらないと思っていた塵も、光の一部です。
なんだって太陽になり得るし、なり得ない。周りをまわることは続くかもしれないし、続かないかもしれない。離れているときに、しっぽが隠れているときに、何を集めてきたのかが大事なのではないかなと思います。